2025.09.19
9月17日、御船代祭が挙行されました。
令和7年9月17日、第63回式年遷宮に伴う「御船代祭」が挙行されました。
この御用材は、御神体を納める「御樋代木」のさらに外側、船の形の器を造るために用いられます。
今回の御用材は、天然木曽ひのき。
樹高35m、胸高直径96cm、推定樹齢は300年を超えます。
祭事の後、木曽や伊勢の杣が合同で伐採にあたりました。
伐採の技法は、三方から斧(ヨキ)を入れる伝統的な「三ツ紐伐り」です。
伐採まで、およそ2時間を要しました。
木曽地域では、この後、来年の「仮御樋代木」を伐採し、一連の神事を完了する予定です。